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妹ちゃんの旅立ち
1年に1度だけ開催される「動物愛護フェスティバル」
24日、いちはやく体調を整えた妹ちゃんが出陣しました。
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外出に慣れない箱入り子猫にこの状況、ヌシは心配で心配で心配で。
たくさんの里親希望者さんが、いくつも置かれたケージを
興味深そうにのぞき込んでいきます。
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里親募集中の子猫たち。この子猫たちはまだ大きい方です。
ほかに生後1ヶ月前後のチビ子猫がたくさんいました。
純粋な? 和猫LOOKの妹ちゃんは、生後約4ヶ月という大きさもあって
3次希望応募が終わっても希望者さんが現れませんでした。
イベント終了間際、とっとと帰るべし、と撤収の準備中。
譲渡時間が終了してから来場されたご夫婦が
「この子、おとなすぃかい?」と。(翻訳:妹ちゃんは大人しい子かな?)
妹ちゃんは本当に控えめで穏やかな性格なので、ヌシ即答。
「おとなしいです」。
「ほな、この子もらっとくちゃ。」(それではこの子を貰っていきましょう)
やさしい表情のご夫婦。3世代同居の大家族のようです。
完全室内飼い、避妊手術を行っていただくこと、
何があっても捨てたりしないこと、などなどを
直接ご確認させていただいて、お渡しすることになりました。
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手続き中の様子。
午前9時ごろから午後3時ごろまで、移動〜会場でサラシ状態だった
妹ちゃんは終始ブルブル震えており、ヌシはもうこのへんで
涙が止まらなくなってしまった。
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今回は県主催の譲渡会であり、トライアルとしての
お渡しはできないので、これで里親さん決定となります。
ヌシは今後も妹ちゃんと里親さんをサポートするつもりです。

今回、この譲渡会に参加するにあたって、地元のボランティア団体
北日本動物福祉協会さんに多大なるご協力をいただきました。
富山市を拠点に、地域猫活動に活発に取り組んでおられるそうで
この日のイベント全体を、きめ細やかにサポートしておられました。
「猫は野に育つもの、野に果てるもの」。
ヌシはそう考えていました、今でもそれが理想だと思います。
しかし動物管理センターに持ちこまれる犬、猫の話を聞くと
もう、そんなことを言ってられない現実を実感します。


さて、居残り組のお姉ちゃん。
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パワーをわかちあう兄妹がいなくなったので
不完全燃焼気味か…と思ったら、シマやユキ、アンジーを
巻き込んでドタバタ走っておりました。
でも、ちょっと寂しくなったね。
by K318Ci | 2006-09-24 22:50 | 風邪っぴき猫
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