オボロのFLUTD
…あー、さて。記録します。しくしく(T T)。

猫トイレに敷いたペットシーツに、錆色がかった尿染みを
発見したのが16日。
17日朝、いつものトイレ掃除のとき、いつものように
オボロがトイレ奉行よろしく目の前でトイレを掘りはじめました。
ヌシは習慣的に採尿。
…茶色いぞ。
尿はpH6.0でやや酸性。
茶色は出血している証拠に違いない。なのに酸性尿?!
そういえば、ここ最近のオボロのトイレ奉行はちょっと激しいな。
いったい、なにが起きているんだ?
すぐにでも病院に連れていきたかったのですが
仕事の予定がせまっていました。
尿が出ているし、アルカリ尿ではないし、と思いつつ
後ろ髪ピリピリ引かれて仕事に出向きました。
帰宅後、すぐにトイレにさそって尿を採り、自宅検査。
pH5.6。おかしい。血が出ているのに低すぎる。
オボロはいつもと同じように元気だけど
やっぱり変だ。なんでもいいから急げ〜〜!

動物病院では尿検査に加え、エコー検査も行われました。
体重 2.9kg。

尿検査の結果。
診察室に入った瞬間、モニタに映し出されていた
顕微鏡の映像が目に入りました。ああ、デジャヴ。
今回もまた、すぐにわかってしまいました。
美しい八面体。

 典型的なシュウ酸カルシウムの結晶(結石)です。
 結晶の量はそれほど多くありません。
 1歳でコレができるのは珍しいですね。
 潜血反応がプラス3と、出血が多いです。
 タンパクがやや出ていますが、膀胱炎を起こしているので
 当然出ます。
 尿比重は異常なし。pHは6でした。
(こちらの動物病院では尿pH検査の単位が細かくないようです)。

エコーでは

 膀胱に、モロモロした固まりが溜まっています。
 これは大きな結石ではありません。
 石があるとエコーにシャドウが出ますが、この画像には
 シャドウが出ていませんから。
 モロモロした固まりの正体はわかりませんが、
 これが膀胱炎を引き起こしているのでは、と考えられます。

 腎臓は、オボロがいやがって動いたために
 ハッキリ撮れませんでしたが、見たいところはちゃんと見えました。
 おそらく腎臓は正常だと思われます。

 若齢でシュウ酸カルシウム結石ができるのは珍しいですが
 特定の純血種では好発するとされています。
 ペルシャ、ヒマラヤン、バーミーズなどがそうです。
 ターキッシュアンゴラについては、個体数が少ないからか
 そういったデータが見つかりませんでした。
 ※説明のため見せていただいた書籍「犬と猫の品種好発性疾患」。

珍しいケースということで、獣医さんは品種の特徴に
要因を探る方向に行ってしまわれたようですが、
ヌシはとりあえずオボロが何猫でもどこの猫でも構わないので
いいっすよ。
ちなみに、ヌシはこのテの話に詳しくないのですが、オボロは
ペルシャMIX系のターキッシュアンゴラではないと聞いております。

 膀胱炎が慢性化すると危険ですし、
 石が大きくなったり、尿管に詰まらせるのも危険ですから
 毎日よく水を飲ませるように気をつけてください。
 シュウ酸カルシウムの結晶はストルバイトのように
 溶けて消えることはありませんから、将来的には
 手術で石を取り出すことを考えなくてはならない
 可能性もあります。
 今後は療法食を食べて予防してください。
 尿検査/月1回、エコー検査/3ヶ月に1回を
 おすすめします。

なにはともあれ膀胱炎を治さなくては。
抗生剤(止血剤ふくむ)が処方されました。
腹、壊すなよ〜。ゲー、するなよ〜。
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帰宅後はただちにゴハンをかっこみ、先輩たちの皿をねらって
いそがしかったオボロ。
さすがに疲れたか、現在は
すず専用@ホットカーペット入り猫ベッドを占領して、
おとなしく過ごしています(^^;)。
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今回の頻尿は、シマやノイエのときほどひどくないです。
まずは膀胱炎が早く治まりますように。

オボロは日常的に、尿pHの変化が驚くほど大きいのです。
もしかしたら、過去にはストルバイト発生もあったかも?
家に来てからのオボロは、環境の変化を受け止められす
長い間動揺がはげしかっただけに
彼のストレスを思うとなんともかわいそうで。
どうやったらおだやかに過ごしてもらえるのかなぁと
いつもいつも考えております。


☆おまけ〜。
a0067056_0271519.jpg
オボロが寝ているホットカーペット入り猫ベッドに
入りたくて、うろうろしているすず(^^;)。
すずは、何食っても尿は安定していますなぁ。


つぶやき。
タイミングよろしく、18日にはハリーのためにオーダーした
ロイヤルカナン pHコントロール スターターとか
シマ、ノイエのためのc/dとか、届くのです。

アーテミス8.1kgは…食べき(略)。008.gif
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by K318Ci | 2008-10-18 00:44 | 猫話 | Comments(3)
Commented by Niya at 2008-10-18 02:04 x
多忙な時で大変だと思います(^^;
でも、何かのサインなんでしょうね。
うちは二人だけだけど、ご飯に悩まされているのに
K318Ciさんは大家族。尊敬します〜
ご無理なされず猫ちゃん達のためにも
お体を大事になさって下さいね(^^)
Commented by 茶道具 at 2008-10-18 16:48 x
あああ…シュウ酸カルシウム結石…(_ _。)
猫ちっこのphは、ホントに悩ましい…
オボロさん。すっかりなじんで毎日楽しそうだったけど、
ストレスって、ホッとした頃に体に出たりするからかしら…お大事に。

野良の血を引くコは、感染症は仕方ないけど、
基本的な体質は、やっぱり丈夫なように思います。
人智の及ばない、叡智を思うと、頭がグルグルぐるぐる…(@_@)

アーテミス8.1kg……
全員でモリモリ食べれば1ヶ月の量なんでしょうけど (T▽T)
Commented by K318Ci at 2008-10-19 02:33
Niyaさん。
秋は尿路疾患の季節ではありますが(TT)。血尿がオボロだったとは、
しかもシュウ酸カルシウムとは、本当に驚きました。
ゴハンは2匹だと、のんびり食べられる分、好みがはっきりするかも
知れませんです。うちもユキシマ2匹だけだった頃は、それはもう
食べてくれなくて困った思い出が(^^;)。
はい、お互いに健康に気をつけましょう〜(^^)。ありがとうございます。

茶道具さん。
オボロはおそらく、尿がアルカリ←→酸性、めまぐるしく変化しているので
ストルバイトも発生しているはずです。もしかして一番よくないパターン
かも。毛が薄い分寒さにも敏感らしく、気温の低下がこたえて一気に
きたんでしょうかね。
純血種だと、獣医さんのリアクションが変わるんです。事情がいろいろ
あるにせよ、純血種は犬も含め(というか犬の例が多そう ^^;)、弱い子が
少なくないようですね。うちの猫どもは幸い、明らかな遺伝性疾患は
見られないので、よかったです。
しかし、いつも遺伝が遺伝がといわれるので「関係ねえ」という気持ち
にもなります(笑)。
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