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サヨ子・ジゼル
空き室にやってきたのは、福島県大熊町出身のサヨ子・ジゼル嬢。
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男前の女の子。
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推定3歳。
保護枠がなく警戒区域内でもやむなくのリリースが増えたなかで
2ヵ所のボランティアさんに助けられた強運の持ち主。
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すずがじとーっと監視。
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困ったサヨ子・ジゼル嬢。

サヨ子・ジゼルはボランティア団体によって健康診断とワクチン、
駆虫、不妊手術などフルコースをしっかり受けてきましたが、
保護から短期間で家に来たため、原因の追究に至らなかったものがありました。
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右の腹にぽよんとしたでっぱりがあるのですが。
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上の写真とレントゲンは向きが反対になります。
獣医さんによると、
どうやら、この子は1年以上前に右後ろ足を骨折しており
同じ右側の腹も、強い衝撃を受けた可能性がある。
レントゲンではでっぱりの中身が何か判別つかないが
かつて受けた傷の周囲に脂肪が集まって出来た組織かも。
内臓が変形してはみ出しているようには見えないが
組織が今後変化することも考えられるので、観察が必要。
との所見でした。
ほかには、生まれつき肋骨か腰椎が1本足りないそうです。

震災、原発事故以前から、想像以上に過酷な生き方をしてきたようです。
それでも人に慣れているのは、誰か、かわいがっていた人がいるのでしょうか。
骨折は治療された状態ではないので、まぁ。。。。
これからは、ゆるゆると、我が家で暮らしてほしいと思います。
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by K318Ci | 2012-07-08 14:32 | 猫話 | Comments(3)
みちのく組の帰還
少しばかり日が過ぎてしまったのですが
6月23日、久しぶりに福島へ。
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飯舘村。
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飯舘村。
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南相馬市へ。
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ここまでほとんど携帯撮りです、なに細かいことは気にしないしない。
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つけもの…。超おいしかった…。絶妙な漬け具合に感動。


みちのく組が、家に帰りました。
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我が家で愛用していた爪とぎを持参、ミケチーがガリガリ。
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いきなり車に押し込まれ、解放されたと思ったら
ここはどこじゃあ。という表情ながら、しっかり甘える2号。
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涼しい風が入る窓から、外を見つめる茶白@2号。

フル茶トラ@1号は家の中の探検に精を出しているのか
姿を見せてもすぐどこかに行ってしまって
写真を撮ることはできませんでした。

みちのく組は、我が家に来てからずっと、ここではない、ここを出しておくれと
訴え続けていました。
1年経った現在でも、飼い主さんご家族の落ち着き先は決まってはいません。
しかし、ご家族のなかで、おばあさんだけがお家に戻ることになり
犬のキング、母猫のクイーンの北陸での預かり生活を続けたまま
彼ら、みちのく『チビ』3兄妹を一番最初にお返しすることになりました。
この日集まった家族に「チービ!」「チービ!」といとおしそうに呼ばれて
みちのく組は、おそらくはっきりした記憶はないながらも
嬉しそうに、彼らが生まれ育った本当の"我が家"を駆け回っていました。
南相馬市は、小高区が警戒区域解除となったこともあって
多くの人々が戻ってきたそうです。
福島県は、場所にもよりますが、線量の高い地区があり
そのため南相馬市は交通が分断され、なかなか大変な状況が続いています。
こうした中で、昨年以前と同じような生活を送ることは難しいと思います。
復興は思うように進んでいないのです。


帰り道、近所をうろついてみた。
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どこかの家から流れた置物か。
意味ありげなものが、意味ありげに配置されていたりします。
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家の基礎。
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この道の周囲には家の基礎が並んでいて、町だったのではと思ったり。
S50年の古い地図を確認した限りではこの道沿いに家が並んでいたようです)。
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基礎の一角に花。あの家も、あの家も、どの家も。
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花やろうそくなどが並べられた玄関の傍らに、ハマエンドウが生えていた。
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今回はヌシ車のコンディションが不安だったので、レンタカーを足に。
ナビが新しく高性能なおかげで道に迷わず大変助かりました。
車高が普通なので、ところどころ崩れた道でも不安が少なかったです。
津波被災地は、遠くから訪れる人もちらほらいて(自分も)
宮城ナンバーのシャコタンクラウンとすれ違ったときは思わず
『その車でこれ以上進むのはやめておけ』と手で合図をしてしまいました(^^;)。
にこやかに合図を無視して突き進んでいったクラウンのその後が気になります。
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海岸沿いの空き地の入り口に、こんなものが。
どこかから剥がしたガムテープを石に貼ったのか、妙に真新しい。
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空き地にはこんなものが置かれています。
除染はなかなか進まないと聞いています。
処分場はまだなく、仮置き場を確保するのも大変なことでしょう。
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豊かで、きれいで、広大な土地です。
たくさんの若い家族が帰れないという現実を、見つめる人が減ってきています。
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by K318Ci | 2012-07-08 01:08 | みちのく猫 | Comments(0)